バトルブルー(星野之宣 作 ・コミック)

隕石に付着して宇宙から飛来した病原体によって、地上の生物は絶滅に瀕した。
人類を安楽死させるための人類自決指令が発令され、生き残ったのは海底都市ブルーシティーに居住している2万人のみ。
しかし病原体は未知のものではなかった。生き返る死者、破壊工作。
ブルーシティーと真の敵との戦いが始まる……

星野之宣氏の漫画「ブルーシティー」が少年ジャンプに連載されたのは昭和51年。
第1話から人類のほとんどが絶滅するショッキングな展開、シャープなメカデザイン、魅力のあるキャラクターそして何よりあふれんばかりのSFマインドにたちまち虜となった。18回で連載終了となった本作は、一般的には打ち切り的未完作と見られているだろうが、まあ(よく言えば)余韻のある終わり方だったと思う。

ところが昭和59年。ヤングジャンプに突如その続編が掲載されたのである。
3回連載だったらしい(前後編かと思っていた)。つまり初回は見逃し、2回目で掲載に気づいたのだった。
3回目はコミックスが出るまで保存しようと切り取ってクリアファイルに入れた。あくまで一時的な保存のつもりだった。
そのファイルは今も持っている。
持ち続けざるを得なかった。
あれから24年、この「バトルブルー」は一度も単行本に収録されることなく、幻の作品となっていたのだ。
その理由は今回同作が収録された単行本の作者による解題に明記されている。
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作者の気持ちはその文章から伝わってくる。
しかしたとえ作者に嫌がられようとも、僕も問いかけたいのだ。
「あの続きは……?」と。
「ブルーシティー」「バトルブルー」の続きを、令・美香・亜希らの行く末を見届けたいと思う一人として。

「星野之宣SF作品集成Ⅰ[CONTINENT]」
光文社刊 2800円
星野之宣SF作品集成1 CONTINENT (光文社コミック叢書“シグナル” 14)

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この記事へのコメント

サワ吉
2008年07月02日 20:23
ブルーシティーに続編ありとはしらなんだ!
2008年07月02日 21:45
それが「水先案内編」という原題のとおり導入部だけなんですよ…でも一読の価値あり!

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