【舞台】スマホを落としただけなのに(辰巳雄大 早川聖来)

2020/03/22 昼公演
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

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まずは、上演してくれたことに感謝します。出演者に、スタッフに、関わる全ての人に。
 元々演劇は、観客が声を出して応援するようなものではなく、また、本公演は公式HPにあるように検温など適切な措置を講じた上での上演です。
とはいえ、空席が目立った(2割程度は空席だった。私の両隣も空いていた。)のは、やはり観劇を避けた方もいるということなのでしょう・・・それもまた、一つの選択かと思います。私も2月25日以降今日まで仕事以外、ほとんど外出しませんでしたので・・・
【この件に関しては、様々な意見があろうが、本稿はそれを論ずる目的ではないのでいずれまた】

さて、サザンシアターは初めてです。
ニトリから上がるのと、本館から連絡通路で来る方法があります。代々木駅からならニトリへ、新宿駅からなら本館から、でいいかと思います。

開演45分前に開場です。
手指消毒と検温ありますが、キャパ468人なので、入場に手間取るということはなさそうです。

パンフと上演台本買いました。

本編。
私は原作本も読んでおらず、映画の第一作も観ていないまま、映画の続編だけ観たクチです。
(第一作は録画してあるけど、今回の舞台に予備知識無しで臨みたかったので観てない)
なので、え!早川の役どころってこういうキャラなん?!と驚きました(笑)
(もちろん、映画や原作と今回の舞台は別物かもしれませんが。)
早川星来の演じた「稲葉麻美」は・・・当初はあまり重要なキャラではないのかとも思ったのですが、全然そうではなかった。
演じるのはかなり難しかったであろうが、早川は見事に演じていた。(19歳なのに20代後半の役をというのも含め)
脚本・演出の横内謙介氏も反省しているぞ(笑)(同氏の3月17日のツイートをご覧ください。)
パンフレットで原作者の志駕さんと対談しているが、実に真面目に役作りに取り組んだのがわかる。パンフ買うべし。

早川の演技は、声が通るのはもちろんだが、メリハリがあるのだ。日常は普通に、感情が揺さぶられているときは激しく。
そして所作が美しいのだ。
私も3人のプリンシパル、セーラームーンと見てきたが、毎回伸びている。
dtvドラマ「サムのこと」でのLGBTの少女役も良い。
乃木坂の中での舞台メンとかでなく、早川は既に、女優なのだ。

もちろん、他の演者も素晴らしかった。
ノーマークだったが熱血ケータイ刑事を演じた原田龍二氏がはまり役。やはり俳優は演じてなんぼである。
実力があれば仕事は来るのだ。

加賀谷刑事役の辰巳雄大も良かった。映画2作目では真面目な印象が強かったが、舞台の加賀谷は発達障害を抱える。
しかし、人と関わる中で良い方へと変わって行く。この辺は脚本も見事なのだが、きちんと観客の共感を得られているのは辰巳氏の力量であろう。

セットは基本取調室だけだが、プロジェクションマッピングで場面転換している。
この見せ方もうまい。

満足いく2時間10分だった。
是非円盤化を・・・いつも言うんだけど・・・してくれないかなぁ・・・

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