僕だけがいない街(映画■藤原竜也,有村架純)ネタバレあり

★★ネタバレあり注意!★★


本作を知るきっかけは橋本奈々未さんが「アニメが始まる,楽しみ」とブログに書いておられたからで,原作漫画の存在は知らなかった。アニメを見始めて,実写版も公開されることを知った次第である。

映画にせよ小説にせよマンガにせよ・・・タイム・ループものにハズレ無し,と言っても過言ではあるまい。だから,アニメの存在が無くても観に行ったと思うが,アニメの出来がとても良かったので映画ではどのように表現するか,に対する興味が強かったのも大きな動機となった。

で,アニメの最終回放映後の今日,観に行った次第である。

そんなわけで,どうしてもアニメ版との比較になってしまうのだが,例えば小学生同士の友情がアニメ版の方が丹念に描かれている・・・といった点は,映画は2時間に収めるためある程度省略があるのは当然で比較すべき事ではない。むしろ,中盤までのストーリー展開はアニメ版とほぼ同じで,うまくまとめている。あたかも「リバイバル」を観ているかのように。

しかし,主人公が川に落とされたあとの展開は,アニメ版と異なった。
原作に近いのがどちらなのか,読んでいない私にはわからない。
その上であるが,個人的にはアニメ版の展開の方がしっくりきた。映画版は,主人公が川に落とされたのとは違う時間軸に移行した(という理解でいいんですよね?)という点で,違和感を持ったのだ。主人公にとっての十数年,犯人にとっての十数年の重みが全く変わってしまっている・・・アニメ版を観ていなければ感じなかったであろう違和感。

まぁそこはおくとしても
主人公が犯人の正体を知る場面の演出が異なる。
アニメ版→まったく疑いを持っていなかった人が実は犯人
映画版→疑惑を持つ伏線の後,それでも信じたいという気持ちを持ちながら確かめたら犯人
インパクトはアニメ版の方が強いと思う。

とはいえ,映画が駄作というわけではない。よくまとまっているし,面白いと思う。
様々な時間軸で語られた前向きな言葉が,最後に有村架純の笑顔に収斂する・・・というテーマの作品だと考えればあのラストも許せるではないか。


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(余談だが,タイムループもののSF映画として筆者が好きな作品に「タイムアクセル12:01」というのがあるのだが,DVD絶版だ・・・)

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